お金

知っておきたい「所得」の話

今回は皆さん1度は聞いたことがあるであろう所得のお話です。
所得について理解することで、今後のお金を貯める選択肢を広げることができます。
それってどういうことなのか、書いていきます。

この記事で確認すること

  • 所得とは何か?
  • 所得の種類

所得とは何か?

所得ということばは大人になってからいろんな場所で聞きます。
特に確定申告を行う際には、この所得の算出は必須です。

所得というのは、収入から必要経費を差し引いたものです。
会社員なら「額面給与ー社会保険料など税金」が所得になります。

簡単に言うと「個々人が自由に使えるお金のこと」です。
所得が増えれば、自由に使えるお金が増えていることになるのでうれしいことですね。
逆に所得が少ないと生活にゆとりがなくなり、お金の不安に駆られる場面も出てくるでしょう。

所得の種類

お金を貯める第一歩として、所得には種類があることを押さえておきましょう。
このことを知らないと一生働き続けなけばならなくなります。
所得を得る方法があることを知ると見方が変わります。

所得には以下の2パターンあります。
・労働所得 自分が働いて得るお金
・資産所得 お金を働かせて得るお金

一般的に思い浮かべやすいのは「労働所得」ではないでしょうか。
普段私たちは自分の労働力を会社に提供し、その対価として給料をもらっています。
仮に飲食店でアルバイトをして得たお金は「労働所得」です。

一方、資産所得はお金に働いてもらって得たお金です。
具体的には、株式配当や預金の利子などがこれにあたります。
ポイントは自分がはたらかなくてもお金を得られることです、

所得には違いがあることを知らないと、「一生懸命働いてお金を貯める!」という考えになってしまいます。
労働すること自体は何ら悪いことではありません。
危険なのは「お金を得るには働くしかない」と考えてしまうことだといえるでしょう。

お金を得る方法は労働力の提供だけではないことを皆さんに知ってほしいです。

労働所得の限界と資産所得の活用

労働所得は頑張れば増やすことができます。時給制なら勤務時間を長くすれば所得も増えます。
ただし、仮に労働者が病気やケガが原因で働けなくなった場合は所得が減少します。
その人が労働力を提供できない限りは、所得は増えません。

これに対して、資産所得は自らの資金を投入すればあとはほったらかしでも増えていきます。
もちろんリスクはありますが、自分の労働力は投入せずに済むという点で効率が良いですね。

自分のお金を増やしていく際には、「労働所得」だけではなく「資産所得」をいかに増やしていくかを意識しましょう。

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