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インカムゲインとキャピタルゲイン、それから税金

今日は資産を保有するうえで覚えておきたい2つの利益についてお話します!

  1. インカムゲインとキャピタルゲイン
  2. 利益が出ても、、税金とられます
  3. 運用コストは落とし穴

インカムゲインとキャピタルゲイン

「インカムゲイン」とは、「資産を保有することで得られる利益」のことです。
具体的な例としては、株式配当や銀行預金の利息などがあります。
不動産を保有していれば家賃収入がインカムゲインですね。

これに対して、「キャピタルゲイン」とは「資産を売却して得られる売買差益」のこと。
例えば、ある会社の株を10万円で購入し、その後15万円で売却した場合は差額の【5万円】がキャピタルゲインです。
安く買い、高く売れば利益が出るということですね。

利益が出ても、税金とられます

「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」これら2つの利益を組み合わせて私たちは資産運用をしていきます。
市場の値動きを見て売買益で稼ぐデイトレードは「キャピタルゲイン」重視の運用ですし、
お気に入りの会社の株を保有して株主優待を受けるのは「インカムゲイン」重視の運用です。
どちらの利益を重視するかによっても投資スタイルが変わってきますね。

いずれにせよ、わたしたちは少しでも利益を得ようと投資をしていきます。
そして、利益が出たらうれしい気持ちになります。「お金が増えた」と満足します。

しかし、悲しいかな、わたしたちはこうした利益をまるまる懐に入れることはできないのです。
それは、利子や配当、金融資産の売買差益には【所得税】という税金がかかるから。

預貯金、債券の利子は【利子所得】
株式配当は【配当所得】
資産の譲渡により利益を得た場合は【譲渡所得】
それぞれ【20.315%】(所得税+住民税+復興特別所得税)の税金が課されます。

資産を保有して利益を得た場合、その利益には税金がかかる。これは意外と見落とされがちです。
「利確金額の80%が手取り」と覚えておきましょう。

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